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2020.04.28#家づくりコラム

大切にしたい、家づくりへのこだわり

こんにちは! マイスター品質の《藤代工務店》広報チームです!

国土交通省発表の『住宅着工統計』によれば、2019年に新設された住宅は、90万5123戸で、3年連続の微減少です。このうち、木造住宅の割合は57.8%。ただ、この数字には、マンションが含まれているので、戸建て住宅に限っては、木造比率がおよそ9割以上と言われています。

この戸建て木造住宅のうち、木造軸組み工法による建築が約7割木造枠組壁工法(2✕4)が残り3割程度です。欧米の木造住宅では、高く支持されている2✕4工法が、日本ではなぜあまり受け入れられて来なかったのでしょうか。耐震性も高く、作業効率が良く、建築しやすい工法があまり普及してこなかった事は、少し不思議な感じもします。

これには、さまざまな分析が可能だと思いますが、日本の都市部では、住宅建設の敷地が狭い事が多く、隣地とのスペースもあまりないため、大きな壁を組んでから建て起こす2✕4は作業しにくかった、というのがひとつ考えられます。

またひょっとすると、木造建築の歴史がある日本では、寺院建築などに見られるように複雑な仕口(2つ以上の部材を組み合わせて接合する方法)に習熟した大工さんが多く、工業化された2✕4工法だとモチベーションがあがらなかったのかもしれませんね。

効率化や生産性といった評価軸と、無縁ではいられない社会に私たちは生活していますが、腕の良い職人さんの中には、効率や生産性よりも、モノづくりのやりがいとかおもしろ味といった、自分を動かすエネルギーみたいなものを大切にする人が多いような気がします

藤代工務店は、そんな職人さんのモノづくりへのこだわりを大切にしていきたいと思っています。

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